ソフトウェア開発においては、仕様理解の齟齬など、お互いの認識のズレが後の大きなトラブルに発展することが少なくありません。
そこで重要な機能を果たすのが「要求仕様書」の存在です。
「要求仕様書」は、発注者側と開発者の認識に齟齬がないかの確認に用いるために使われます。
しかし、発注者側で暗黙のルールと化しているような要求事項が存在している場合、要求仕様書に記載されない場合も少なくありません。
開発期間が短かったり、開発者側にドメインの経験が少なかった場合にはなおさらです。
ましてやそれが要求のクリティカルな部分だった場合、プロジェクト進行に大きな影響を及ぼすことになるでしょう。
可能な限り早い段階で、お互いの「見えていない部分」に気づくには、どのような準備・コミュニケーションが必要になるのでしょうか。
今回は「見えない要求・書かれてない(=気づかなかった)仕様」について、開発の上流段階で可能な限り引き出すには何が必要なのかを考えてまいります。
開催日時 | 2023年6月9日(金)18:00~19:00(Webセミナー) |
名称 | 要求仕様書に「書かれていない要求」を引き出すには?~「USDM」と「手戻りの少ない要求仕様」の考察~ |
参加費 | 無料(事前申込制) |
主催 | Qbook(バルテス株式会社) |
講演者 | バルテス株式会社(石原 一宏 氏) |
ゲスト | 株式会社エクスモーション(斎藤 賢一) |
時間 | 内容 |
18:00~18:50 |
要求仕様書に「書かれていない要求」を引き出すには? |
18:50~19:00 |
質疑応答セッション |
バルテス株式会社 テスト・アライアンス事業部 事業部長
石原 一宏 氏
年間1,200名を超える開発エンジニアにテスト・品質を教えるセミナー講師。 ソフトウェアテスト・品質技術の研究開発、社内/社外の技術研修やセミナーの講師、コンサルティングなどを担当する。 著書に『いちばんやさしいソフトウェアテストの本』、『ソフトウェアテストの教科書』。 PMI認定プロジェクト・マネジメント・プロフェッショナル(PMP)。 JSTQB認定Advanced Level テストマネージャ。
株式会社エクスモーション エグゼクティブコンサルタント
大手メーカにて、構造化手法、オブジェクト指向技術を適用した組込ソフトウェアの開発、上流工程を中心としたソフトウェアの改革活動、プロセス改善活動、品質改善活動に携わる。エクスモーションでは、自動車業界をはじめ、さまざまな業界でシステム・ソフトウェア開発支援、要件定義支援、派生開発支援など多岐にわたって開発現場の改善に取り組んでいる。
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